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国際的な議論となっている「やせ過ぎモデル問題」を巡って、英国ファッション界が健康に関するガイドライン設立のための調査を開始した。

■ケーススタディを含めた本格的な調査を開始

 このガイドライン「Model Health Inquiry(モデル健康調査)」は、9月に開催予定のロンドン・コレクションへ向けて作成される。調査団体のスポークスマンによると、「サイズから懸念される健康問題」に対応するためのもの。

 調査では、ロンドン・コレクションに出場するモデルの健康維持のために、どのような取り組みが行われているのかなどを調べ、体重・サイズの測定を強く奨励していく。さらにニューヨークやパリ、ミラノ、マドリッドといったファッション界において代表的な都市でもケーススタディを実施する。

 調査メンバーは、モデルのマネージャー、デザイナー、トップモデルら。中でも「Storm Model Management」の創設者であるSarah Doukas氏、英国出身のモデル、エリン・オコナー(Erin O'Connor)、デザイナーのベティー・ジャクソン(Betty Jackson)、ジャイルズ・ディーコン(Giles Deacon)など著名人が名を連ねる。拘束的なものではなく、影響力を高めることを念頭に置いていくという。

■業界の向上を目指すための取り組み開始

 英国ファッション界は、「痩せすぎモデル」の起用を禁止したイタリアとスペインの後追いはしない姿勢を見せてきた。

 しかしロンドン・コレクションを主催する英国ファッション協会(The British Fashion Council)は、今年2月に開かれた秋冬コレクション開催の1週間前、デザイナーたちに16歳以上で「健康的な」モデルのみを起用するよう求めていた。

 「業界は私たちに、この問題に対して何らかの対応を求めてきた。調査が受け入れられないことのないよう祈る。ある意味、今こそファッション業界が成長する時なのでは」と、Baroness Denise Kingsmill調査長。

 また同氏は、「ファッション業界は、国際的にも大変重要な産業で、レジャー・小売り・旅行業でも大きな影響力を持つ。ファッション業界で働く人々は、きちんとしたケアと注意が払われるべき」と付け加えた。
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